のほほん村通信

のほほん村のあみぐるみと、村長RISAKUの二胡、菜園、モノづくり。
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中国のパンダグッズはどこへ向かおうとしているのか?

 先日、某TV番組を見ていたら1000円ガチャガチャから見覚えのあるパンダが出てきた。それがこれ。

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 以前、友人から中華街のおみやげにもらったもので、スイッチを入れると調子っぱずれの「ランバダ」を歌いながらヨチヨチ進む(ハッピバースデーを歌うバージョンもあるらしい)。それだけだと可愛いのに、動いている間じゅう、目がチカチカと赤く点滅するから妖しさ満点である。

 しかもこの番組では、もう1点パンダグッズが出てきた。これがまたパンダらしからぬ激しい動きで、周りのおもちゃをなぎ倒すほど暴れ回る。気になって中国の買い物サイトを探したら、似たようなのを見つけてしまった。

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 写真だけだとわかりにくいが、両腕を使って器械体操さながらにでんぐり返ししながら、四方八方動きまわる。その一心不乱さといったら、日本のパンダグッズお約束の可愛さやユルさはどこへやら、何というか、不屈の闘志すらみなぎっている。お腹に仔パンダを抱いて動き回る様子に、「母は強し……」と妙な感動すら覚える。

 しかし、中国を旅すると思うのだが、中国の子ども向けグッズというのはどうしてこうもキッチュなんだろう。パンダなんて最も人気のある動物でさえ、どこかしら不気味で怖い。日本人が真似しようとしても絶対に真似できないテイスト。逆にいえば日本製品のテイストも、中国人には真似できないとは思うけれど。

 では、もしかして中国人はパンダの上っ面だけでなく、何か凶暴な生態というか腹黒い性格を密かに知っていてそんなふうにつくったのかというと、そんな深い意味はなくて、たいてい「可愛」(かわいい)とキャッチが入っていて、

「お子さんのお祭り気分を盛り上げます!」
「パパママからのプレゼントで、お子さん大興奮、大喜び間違いなし!」


みたいなコピーがついている。どうやらこのテイストがイコール可愛いらしい。念のため他のパンダグッズを検索してみると──、

 七色に光るパンダ。あのう、皮膚科とか行かなくて大丈夫?

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 カンフー灯籠パンダ(光るばかりでなく、音も鳴ります)15元(約200円)。しかし、この目つきの凶悪さはどうだ!

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 歌いながら歩くカンフーパンダ39元(約600円)。同じく目つきが微妙〜。綿入れが足りないとかいう問題じゃないだろう。

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 遊園地で乗る用らしく、1550元(約2万3000円)とけっこうなお値段。写真の、いかにもやらされてる感タップリのお兄さんも笑える。

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 同じく乗り物タイプ。なぜに下半身だけピンク!? お値段さらにお高く1680元(約2万5000円)なり。

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 さらには変体するパンダ、19.9元(約300円)なり。さすがにトラックがパンダに変身するという発想はなかった。悔しいけど、ちょっとほしいかも……。10回も変体しないうちに崩壊しそうな予感もするが。

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──という感じで、中国人のパンダ好きはわかるが、その愛がどこへ向かおうとしているかは依然として謎である。しかし、「何でこんなものが(笑)」と言いつつ、目が離せなくなって、しまいにはいくつか欲しくなっている私も、中国のキッチュテイストにだいぶ冒されているのかもしれない。




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