のほほん村通信

のほほん村のあみぐるみと、村長RISAKUの二胡、菜園、モノづくり。
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金魚との夏[2]〜塩水浴の日々

<3日目>

 水温25℃。赤は体調を崩したのか元気がない。黒は激しく泳いでいるが、背ビレまわりにモヤモヤ白いものが見える。

 というわけで塩水浴をスタート。0.25%から3日間かけて水換えごとに0.5%まで濃度を上げる。エサの量は黒は朝夕2粒、赤はやらずに様子見。殺菌作用があると聞き、お茶パックに唐辛子を1本入れて浮かべておく。

と、同時にガラス水槽(23L)とフィルター、エアーポンプ、魚病薬などをネットショップで注文する。いろいろ後手後手で金魚たちには申しわけないが、何とか頑張ってほしい。

 それにしても、水槽のサイズとか塩水とかフィルターとか果ては金魚の種類による性格の違いまで、何もかも初めて知ることばかりである。調べれば調べるほど、気軽に連れて帰ってきたことを後悔してしまう。もう、後の祭りなのだけれども。

なお、水槽はアクアリストにはおなじみの某通販ショップにて購入。特に急ぎ指定もしてなかったのに注文した翌日には届いた。きっと、私みたいな成り行き組の客も多いのだろう、迅速な対応に頭の下がる思いがした。

<5日目>

 黒は全身と尾ヒレを揺らせてバケツを上へ下へと泳ぎまくり、エサも2粒を一口で食べるほど活発。なので塩水の濃度を段階的に下げることに。

 赤は相変わらず力がなく、水の底でボーッとしてヒレだけ動かしている状態。エラに白い綿のようなフワフワがついて、水もすぐに白く濁って臭く、泡が消えにくくなる。試しにエサを1粒与えてみるも、しばらく知らん顔、10分後にチェックしに行くとようやく消えている有り様。介抱しがいのないやつ。塩水0.5%継続。

 さてはて赤の病気は、エラ病か白点病か水カビ病か、いくつかの病気を併発しているのか? 調べるほどに迷宮入りしてきた。とはいえ、病気によって使う薬は違うそうで、人間でいうところの抗ガン剤みたいな劇薬もあり、体力や使い方次第では魚が命を落とすなどと聞くと、薬を使うのをためらう。

こういうとき、犬や猫なら病院へ連れていけるのに、と思う。飼っていた犬が死んで泣く子に、「新しい犬を飼ってやるから泣くな」という親がいたら何て冷たい、と思うが、金魚の場合、「新しい金魚飼ってやるから」はそんなにおかしく聞こえない。魚の命だって本人(本魚)にとってかけがえのないものだけれど、人間界では、取り替えのきく消耗品として扱われるのが関の山なのだ。

 ただ幸いなことに、赤の背びれは立っており、糞も空気まじりながらモリモリ出す。生きる意志はあるっぽいので、こちらはせっせと水換え&糞掃除に励むしかない。思えば、植物とのつきあいは長いけれど、動物を飼うのは大学時代の金魚(これもやはりガラス鉢で数日で死なせてしまった……合掌)以来である。

「ここへきて金魚の糞掃除人になるとは思いもよらなんだ……」とか言いつつ、毎朝糞を確認するのが楽しくなっていることに気づいて、我ながら驚く。

まぁ、それもこれも最初に無計画に連れ帰った私のせいだし(今思えば、狭いバケツに2匹を押し込めて、いきなりパラパラ餌やりするとか、具合が悪くならないほうが不思議なのだ)、金魚にとってみれば、釣り堀で悠々と泳いでいたところを、いきなり釣りあげられてド素人の初心者に命を委ねさせられ、迷惑千万であろう。


 もし赤がしゃべれたら、きっと

「がんばれ言うヒマあったら、お前ががんばれ!」

と言うにちがいない。



──つづく。


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