のほほん村通信

のほほん村のあみぐるみと、村長RISAKUの二胡、菜園、モノづくり。
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朱文金のマイコはんのこと。

 昨年秋、小平にある観賞魚店を訪れ、一匹の金魚を求めた。

入り口のたたき池には立派な鯉がわらわらと。

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さらに奥へと進むと、半露天スペースにずらりとプラ舟が並び、いろいろな金魚が販売されていた。

我が家のあかねと混泳できそうな長手の更紗和金、コメット、朱文金も種類豊富。なかでもこの朱文金のコーナーに惹かれた。

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浅葱色の、赤がちなの、白っぽいの、黒目に、ギョロ目、見れば見るほど個性がある。しゃがみこむと、皆んなしてワーッと寄ってくるところを見ると、大事に育てられてるんだろうなぁ。

どの仔にしようか悩むこと小一時間。日も暮れかけてきた頃、やっと一匹を選んで洗面器にすくい入れ(いざ網を入れるとすばしっこく逃げるのでなかなかお目当てが捕れず……汗)、別棟のレジに持っていったら、店主のお兄さんから

「寒かったでしょう?」

とねぎらわれてしまった。

 
 意気揚々と電車に乗り、自転車に乗りして連れ帰ったのがこの仔。自転車でかなり揺れたのでストレスを与えてないか心配ではあるが、とりあえず元気に泳いでくれてるようだ。

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まったく準備不足だった前回と違い、10L以上入るバケツにエアーレーション、カルキ抜きした水を用意し、水合わせをし、エサは2、3日間与えず様子見。塩水浴は0.2%からスタートし、最終的には0.5%の予定。

 それにしても、群れでいるときは感じなかったけれど、こうして見ると意外に小さい(全長7cmくらい?)し、先住のあかね(全長10cm強)と比べてもかなり痩せている印象で、今、混泳させるのは時期尚早か。これは、もう1本、水槽を用意したほうがいいかもなぁ……。←結局、後手後手

翌日にはエアくぐりをして遊びはじめた。ひとまず順調そうでホッ。

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 あまたいる朱文金のなかでこの仔に惹かれた理由は、まず正面顔。紅潮した顔と、ぽってり口紅を塗ったような口元が可愛くて、舞妓さんみたいということでとりあえず「マイコはん」と命名。

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じゃあ、もし大きくなって雄だと判明した場合は? そのときは「マイコー(マイケル・ジャクソン風)」にしようか、などと迎え入れ当初から、もうすっかり親バカである。


 ただ、ちょっと気になったのが、マイコはんが照明にかなり敏感らしいこと。照明をつけてしばらくは、水底で固まってしまう。死んでないかと心配になってきたころ、ゆらゆらとヒレを揺らしはじめ、そのうちまた元気に泳ぎだすのだが。

そんなストレスをなるべく減らすべく、陶器製の隠れ家(もう使わなくなった中国茶用の茶器で、底にもくぐれるだけの穴が開いている)を入れてやると、さっそく周りをぐるぐる点検しはじめた。

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あ、隠れた!

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でも、上から眺めていると、そろそろ出てきて、こっちを見上げ、エサくれ目線。

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照明は怖がっても、人間は大丈夫なようで、指を入れるとツツーッと寄ってくる。この調子で、うちの環境にもゆっくり慣れておくれ。

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……と、願っていたのだけれど、その後しばらくして白点らしきものを数点見つけたので、メチレンブルー浴に切り替えたのだが、かえって動きが悪くなり、白点は瞬く間に全身に広がり、転覆病を併発して亡くなってしまった。

照明をつけると固まっていたときから、小さな体でいろんなストレスに耐えていたのだろう。照明以外にも、自転車の揺れ、水換え、朝晩の温度変化、薬浴……などなど。金魚の風邪ともいわれる白点病。ヒーターを入れるとよいとも聞くが、加温というストレスにさて、あの体で耐えられたかどうか。

亡くなる前の3日間は、青文魚のすずの最期と同じく体がくの字になり、水底へ沈んだきりだった。それでも私が覗き込むと全力で水面へ上がってこようとした。今思うと、天敵に弱みを見せまいとする本能で力を振り絞っていたのかもしれない。


 もし私が連れて帰らなかったら、との思いもよぎるけれど、それを言い出したら何もはじまらないので、反省はすれど後悔はするまい。


 水換え時、透明プラケースで撮った写真。映り込んだ顔がユーモラス。上見だとわかりにくいけど、尾ビレにある5つの星も綺麗。こんなおしゃれで愛嬌たっぷりな朱文金には、そうそう出会えないと思っている、亡くした今でも親バカです。

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マイコはん、ひと月足らずだったけれど、わが家に来てくれて、一緒に過ごしてくれてありがとう。



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