のほほん村通信

のほほん村のあみぐるみと、村長RISAKUの二胡、菜園、モノづくり。
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Posted by RISAKU   2 comments

お琴の先生語録

koto.jpg 楽器大好きな割に邦楽器はこれまで触ったことがなかったのだが、このたび縁あってお琴の短期入門講座を受けてきた。とりあえず「さくらさくら」が弾ければ御の字かな、と思いきや、いきなり初回で当の「さくらさくら」を教えていただく。五線譜を使って毎回1、2曲新曲に取り組み、最後にはグループで数曲を合奏できるまでになった。

 先生は「誰でも気軽に琴が楽しめるように」と、長年琴の普及に尽力されてきた方だけあり、厳しいながらも熱心で丁寧な教え方が印象的。何より五線譜に親しんできた自分にとっては、音色や技法はともかく、五線譜を見れば琴の絃を押さえられるようになったのは大きな収穫である。

 で、先生の話のなかには、琴に限らず二胡の習得にも通じる内容が多かったので、忘れないうちにここに記しておく。


 楽器の習得には人により早い遅いがある。これまで音楽の経験のある人やセンスのある人が早く上手になるのは当たり前。でも、上達が遅いからといって「私はダメだ」と思わないこと。練習していれば必ず弾けるようになる。

 人の数だけ音楽があり演奏がある。他人の素晴らしい演奏を聴いて「私はダメだ」と腐るも「いつかは私も」と芸の肥やしにするも自分次第。ならば、肥やしにするほうを選びたい。



 譜読みができる人が曲をサラッと弾いても、読めない人は気落ちする必要はまったくない。譜読みは慣れの問題。「ドレミ……」と歌いながら練習していれば、五線譜も必ず読めるようになる。

 私は五線譜の譜読みは慣れているけど、二胡の数字譜はいまだに初見が苦手だったりする。演奏技術の習得も譜読みも、苦手克服の鍵は「必ずできるようになる」との自己暗示にあるようだ。


 楽器に触るとすぐにほしくなる人がいるが、講座が終了するまでは決して買わないで、ひととおり基本を習って続けたいと思ってからでも遅くない。購入する場合も、いきなり高価な琴を買うのではなく、中古品を安く買ったり譲り受けたりして調整すれば、充分に練習用として使える。

「楽器に触るとすぐにほしくなる人」……! まさに私はその典型で、言われる前からネットショップやオークションで食い入るように琴を探していた。せっかく買ってすぐに宝の持ち腐れとなっても琴も可哀想である。二胡と違って琴は普通、絃の張り替えも店に頼むが、先生はそうした調整方法もすべて教えているとのことで、そんな姿勢にも楽器に対する愛情が感じられる。やっぱり楽器は弾かれてなんぼだもの(しばらく弾いてない我が家の楽器群を思い出しつつ反省)。というわけで、お琴は結局、買っていない。



(13絃を順番に弾く音出し練習で)「ミラシド……」と歌いながら、1絃1絃音を確かめつつ弾くこと。ただ漫然と順番に絃をかき鳴らすだけでは練習する意味がない。

 曲を弾くときも、漫然と絃を追うのではなく、「ドレミ……」と歌いながら弾くと、確実に音が取れて、曲が弾けるようになる。

 二胡の音階練習も然り。ただ指を動かしているだけではいつまでたっても正確な音程がつかめない──ということに最近やっと気がついた。



 とにかく基本に忠実に練習すること。最初は歩みが遅いようでも、基本をしっかりやっていればやがて大きな差が出てくるし、いろいろな応用もきくようになる。

 二胡の練習でも、音がおかしかったり体のどこかに無理がきていると感じたらたいてい基本が疎かになっている。



 言われたことを素直にやる人ほど早く伸びる。子どもは言われたことを言われたとおりにやるから早い。大人はプライドが邪魔したり、ああでもないこうでもないと自分で考えがちだが、なるべく考えずに言われたとおりやるのがよい。

 大人には、入力(「言われたこと」)と出力(「言われたことを再現」)の間に「自分で勝手に解釈」という「壁」がある。出力をどうこうする前に、まずは頭のなかの「壁」を取っ払うことが必要なようだ。



 合奏で周りの音が聞こえないからといって心配しなくていい。周りの音が聞こえないのは音が合っている証拠。

 これは琴には言えても、指で音程を探る二胡はどうだろう。ともすると合奏中も自分の音を出すのに精一杯で、別の意味で「周りの音が聞こえない」状態だったりする。複数の二胡の音が一本の二胡の音のように聞こえるレベルにまで音程を合わせるのは至難の業かもしれない。



 練習では恥ずかしがらず、おおいに間違った音を出してよい。間違ったところがわかれば、それが上達につながる。

 練習で間違ったら「まだこんなこともできないのか」と凹みがちだけれど、これからは「上達の余地を見つけたぞ。ラッキー!」と前向きにいこう。



「始めのうちは小さな音で練習して、上手になったら大きな音を出そう」と思う人が多いが、家で小さな音で練習しているといざ本番でも萎縮して小さな音しか出せない。大きな音で練習したほうが上達は早いし、最終的には上手に弾けるようになった者勝ちなのだから、遠慮せず弾くに限る。

 とはいえ、日本の住宅事情では悩ましい問題。現にわが近所にも最近、自分は1日じゅう大音量でテレビ見ながら、こっちが二胡の音を出すやいなや「ウルサ~~~イ!!」と怒鳴るオヤジが越してきて、以来、弱音器に世話になりっぱなしである。
「では、お前の人生の目標はオヤジの機嫌取ることか? それとも二胡が上達することか?」
と聞かれたら間髪入れず、
「二胡!」
と答えるのは間違いないのだけれど。誰だったか有名な作家が言っていた「自分の夢を叶えるために環境を整える力も才能」という言葉が脳裏をよぎる今日この頃である。







Comment

二胡っぴき・びー ...
テンプレートが何だかお琴の雰囲気と思いましたが
よく見たら洋花ですね~素敵です♪

頷きながら全て読ませて頂きました。
私は昔三味線がやってみたかったのですが、
お琴も楽しそうです。
おっと…すぐに楽器をほしがってはいけませんねe-330

お隣の住人の方…困りますね。
弱音器ばかりで練習は、二胡っぴきには酷です。
2010.09.09 08:38 | URL | #9jlArShQ [edit]
村長 ...
びーさん:
こちらのテンプレートもMDさんとこから拝借しました♪
ウィリアム・モリスっぽい背景が好きです。

びーさんが和服着て三味線弾いたら似合いそう!
私は津軽三味線に憧れてます。そのうちトライしたいなぁ。
おっといけない、私も楽器ほしい病が……^^;

弱音器、指の練習はできても弓の練習にはならないんですよね。
涼しくなったら野外練習を再開するかなー。
2010.09.09 12:34 | URL | #LbtWrqQ6 [edit]

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